オオコショウの偏差値競馬!

独自指数とその偏差値からみる競馬予想。

競馬の還元率を甘くみてはいけない!~そのコロガシ、本当にやる?~

 

みなさん、楽しい競馬ライフを送っているでしょうか。偏差値競馬のオオコショウです。

 

今回は、競馬の「還元率」という視点から戦略を考えてみたいと思います。なかなか恐ろしい数字が出てきますよ(笑)

 

まずはじめに、競馬の還元率について確認しましょう。

現在、競馬の各馬券種の還元率は以下のようになっています。

単勝:80%

複勝:80%

枠連:77.5%

馬連:77.5%

ワイド:77.5%

三連複:75%

三連単:72.5%

WIN5:70%

 

単勝を例に考えてみましょう。還元率80%というのは、売上の80%が馬券的中者に払戻されるということですね。単勝馬券が1000万円売れたレースでは800万円が払い戻しされるというわけです。

 

みなさんは、この80%という数字を見てどのように感じるでしょうか?「20%も引かれるのか!」という人もいれば、「当たれば増えるんだから関係ない!」という人もいると思います。

 

当然のことですが、還元率というのは毎レース発生します。そこで、1日全レース馬券を買った時に「80%の還元率」がどのように影響をするのか見ていきましょう。

 

今回の設定は以下のようにします。

・馬券購入者は100人とします。

・1人あたりの予算を10万円とします。

・12レース全てで馬券を購入します。1レースあたりの購入金額は、持っている金額÷残りのレース数とします。

 

具体的にみていきましょう。

まずは1R。最初なので丁寧にみていきます。

100人が10万円ずつ持っているので、馬券購入者は全体で1000万円持っていますね。1/12を1Rの馬券購入に使うので、購入馬券の総額は1000÷12=約83万円となります。

このうち払戻しがあるのは80%なので、払戻の総額は83×0.8=約66万円になります。

1Rが終わった時点での馬券購入者の持っている総額は、1000-83+66=983万円ですね。

 

同じような手順で計算していくと、以下の表のような結果となります。

 

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 (単位は万円)

 

 

馬券購入者ははじめ合計1000万円持っていましたが、最終的には合計518万円になってしまいました……

 この数字を見てしまうと、たくさんのレースに手を出して勝つことが難しいのが当然だとわかりますね。予算を分割してもこの数字なので、コロガシなんてもってのほかです。

 

やはり勝負レースを厳選して、それ以外のレースは買わないということが勝つための戦略として大前提になりますね。わかっていても実際は、つい買ってしまうんですけど(笑)

 

ギャンブルで勝つことを考える時、予想の精度をあげたり、馬券を当てることと同じかそれ以上に「余計な出費をしないこと」が重要になってきます。実行することも簡単にできますし。

 

当ブログでは中央競馬の全レース全頭に独自指数と偏差値を出して予想しています。自信にあわせて「A判定」「S判定」といった馬を厳選しているので、勝負レース選びの参考になれば幸いです。

 


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ここまで読んでいただきありがとうございました!みなさん良い競馬ライフを。

 


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